本エントリは川崎フロンターレ アドベントカレンダー 2014の22日目として寄稿するものです。
田坂祐介がフロンターレからボーフムに移籍してもう2年半が経過しました。
2年半が長いか短いかは,受け止める個人によって大きく異なることと思います。
フロンターレに入団当初は,正直センスだけでプレーしてた。
それが3年目,4年目と出場を重ねていくうちに,魂のこもったプレーへと変化していった。
2011年の辛いシーズンを抜け,2012年の風間監督就任を迎えた頃には攻撃的中盤の要となっていました。風間サッカーへの順応も速く,全サポーターが安心して,信頼してプレーを見守れるようになっていました。
そんな矢先に発表された田坂さんのボーフム移籍。誰もが耳を疑いましたよね。
しかしそこは親心あふれるフロンターレサポーター。温かく,すっきりと,息子の夢を応援するかのように,気持よく送り出しました。
さて,ここからが本題。移籍したボーフムはブンデス・リーガと言えども2部だし,なかなか日本のテレビ放送がありません。ドイツに渡った田坂さんのプレーを追いかけている人は少ないと思います。
というわけで,この記事ではドイツ3年目年内最終戦を終えた田坂さんの現在地について考えていこうと思います。
2014/2015シーズンの田坂さんはここまでリーグ戦19節の全試合スタメン出場(7試合のフル出場),カップ戦2試合もスタメン出場しており,得点は3点,平均評価は3.61(1が最高評価、6が最低評価)となっています(参照)。
ブンデス・リーガに所属する日本人選手の平均評価を並べてみると以下のようになります。
内田篤人(シャルケ/1部)3.15
岡崎慎司(マインツ/1部)3.34
山田大記(カールスルーエ/2部)3.50
田坂祐介(ボーフム/2部)3.61
乾貴士(フランクフルト/1部)3.64
長谷部誠(フランクフルト/1部)3.65
香川真司(ドルトムント/1部)3.77
清武弘嗣(ハノーファー/1部)3.85
酒井宏樹(ハノーファー/1部)3.91
大迫勇也(ケルン/1部)4.00
細貝萌(ヘルタ・ベルリン/1部)4.07
原口元気(ヘルタ・ベルリン/1部)4.08
酒井高徳(シュツットガルト/1部)4.13
長澤和輝(ケルン/1部)評価なし
1部と2部での比較なので一概には言えませんが,結構高評価なんです。毎移籍期間には1部クラブからオファーが来てるようですし。ボーフムとの契約が終了する2014/2015シーズンオフには去就が注目されることでしょう。
※上記リンクで田坂さんの素晴らしさを語っている監督は2014年12月中旬に解任された。
プレーの方はと言うと,フロンターレ時代の延長でドリブルと正確なキックを武器に戦っています。ブンデス2部はテクニックよりもフィジカルなリーグなので,田坂さん(に限らず他の日本人選手も)のテクニックが光ります。それに加えて,このリーグに来たことで培われたであろうフィジカルや打たれ強さ,泥臭さなど,随所に成長が見られます。
2014年内最終戦を終えて18チーム中11位と,チームは調子がいいとは言えないけど田坂さんは頑張ってるし,背番号10は伊達じゃない感じに貫禄出てきてます。ぜひ一度田坂さんのドイツでの勇姿をご覧あれ!
※年始の試合は2015年2月7日21時(日本時間)キックオフです。
以上,明日の @MkFR8 さんにバトンタッチ!
P.S. この記事を書き終わったあたりで田坂さんブログが更新されてました。年末は日本に帰ってくるそうです。毎回律儀な田坂さんなので,麻生グラウンドにも顔を出してくれることでしょう。
田坂祐介がフロンターレからボーフムに移籍してもう2年半が経過しました。
2年半が長いか短いかは,受け止める個人によって大きく異なることと思います。
フロンターレに入団当初は,正直センスだけでプレーしてた。
それが3年目,4年目と出場を重ねていくうちに,魂のこもったプレーへと変化していった。
2011年の辛いシーズンを抜け,2012年の風間監督就任を迎えた頃には攻撃的中盤の要となっていました。風間サッカーへの順応も速く,全サポーターが安心して,信頼してプレーを見守れるようになっていました。
そんな矢先に発表された田坂さんのボーフム移籍。誰もが耳を疑いましたよね。
しかしそこは親心あふれるフロンターレサポーター。温かく,すっきりと,息子の夢を応援するかのように,気持よく送り出しました。
さて,ここからが本題。移籍したボーフムはブンデス・リーガと言えども2部だし,なかなか日本のテレビ放送がありません。ドイツに渡った田坂さんのプレーを追いかけている人は少ないと思います。
というわけで,この記事ではドイツ3年目年内最終戦を終えた田坂さんの現在地について考えていこうと思います。
2014/2015シーズンの田坂さんはここまでリーグ戦19節の全試合スタメン出場(7試合のフル出場),カップ戦2試合もスタメン出場しており,得点は3点,平均評価は3.61(1が最高評価、6が最低評価)となっています(参照)。
ブンデス・リーガに所属する日本人選手の平均評価を並べてみると以下のようになります。
内田篤人(シャルケ/1部)3.15
岡崎慎司(マインツ/1部)3.34
山田大記(カールスルーエ/2部)3.50
田坂祐介(ボーフム/2部)3.61
乾貴士(フランクフルト/1部)3.64
長谷部誠(フランクフルト/1部)3.65
香川真司(ドルトムント/1部)3.77
清武弘嗣(ハノーファー/1部)3.85
酒井宏樹(ハノーファー/1部)3.91
大迫勇也(ケルン/1部)4.00
細貝萌(ヘルタ・ベルリン/1部)4.07
原口元気(ヘルタ・ベルリン/1部)4.08
酒井高徳(シュツットガルト/1部)4.13
長澤和輝(ケルン/1部)評価なし
1部と2部での比較なので一概には言えませんが,結構高評価なんです。毎移籍期間には1部クラブからオファーが来てるようですし。ボーフムとの契約が終了する2014/2015シーズンオフには去就が注目されることでしょう。
※上記リンクで田坂さんの素晴らしさを語っている監督は2014年12月中旬に解任された。
プレーの方はと言うと,フロンターレ時代の延長でドリブルと正確なキックを武器に戦っています。ブンデス2部はテクニックよりもフィジカルなリーグなので,田坂さん(に限らず他の日本人選手も)のテクニックが光ります。それに加えて,このリーグに来たことで培われたであろうフィジカルや打たれ強さ,泥臭さなど,随所に成長が見られます。
2014年内最終戦を終えて18チーム中11位と,チームは調子がいいとは言えないけど田坂さんは頑張ってるし,背番号10は伊達じゃない感じに貫禄出てきてます。ぜひ一度田坂さんのドイツでの勇姿をご覧あれ!
※年始の試合は2015年2月7日21時(日本時間)キックオフです。
以上,明日の @MkFR8 さんにバトンタッチ!
P.S. この記事を書き終わったあたりで田坂さんブログが更新されてました。年末は日本に帰ってくるそうです。毎回律儀な田坂さんなので,麻生グラウンドにも顔を出してくれることでしょう。
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