2012年5月15日火曜日

Chromebook (Samsung Series 5) にUbuntu 11.04をインストールする

Google I/O 2011でChromebook (Samsung Series 5)をもらえる権利をもらって、
うきうきして苦労してお米の国から転送してもらったけど触ってみたらなにこれって感じで丸1年くらい放置してましたごめんなさい。
そんで、前々からUbuntuを始めとする幾つかのLinuxをChromebookに移植するネタが
あるのは知ってたんですけどやってなかったのでやってみました。
基本的には元ネタ記事を自分用にまとめただけなのでわかりにくいところは悪しからず。

1. Series 5をDeveloper Modeに
  • 筐体右脇カバーの中の左側のスイッチを右にしてから電源を入れる
  • パーティション初期化したり色々Developer Modeにするための準備に入るのでしばしまつ。
  • ログイン前の画面(言語、キーボード、ネットワーク設定)でネットワーク設定をしておく。
  • Ctrl + Alt + "->"(F2)を押すとCUIに移動。
  • chronosという名前でログインできる。
  • sudo bashでbashを起動。
  • chromeos-firmwareupdate --mode=todev とすると何度か再起動を繰り返したのち、Developer Modeへ。(再起動時にリカバリ画面になるけど放置。ビープ音が非常にでかいので注意)

2. スクリプトを実行してUbuntuをインストール
  • wget http://goo.gl/hnkxo; sudo sh hnkxo でJay Lee大先生が用意してくれてるスクリプトでUbuntu 11.04をダウンロードからインストールまで。これまた何度か繰り返す。
  • 僕の場合、途中で一度 chromeos-firmwareupdate --mode=todev しないとうまく行かなかった。
  • それらが終わると無事インストール完了。めでたし。

3. 備考
はーいではみなさん良きChromebookライフを!


2012年5月11日金曜日

Mac OS X 10.6でGNU nanoの日本語表示ができない件

Snow Leopard標準付属のGNU nanoだと日本語表示がうまくいきません。
*nanoなんてマイナーなエディタつかってねーよって方はごめんなさい。でも安生さんちょい推しなんです。


かなしいですね。これはコンパイルオプションに--enable-utf8が指定されていないからで、nano --versionとかするとわかります。


これじゃなんかもやもやするのでちゃんと日本語表示できるようにしましょう。
引っ張ってくるものは以下のふたつ。
  1. GNU nano(今回は2.3.1(devel))のソース
  2. ncurses(今回は5.9)のソース
まずncursesから。configure時にコンパイルオプションは以下を指定。

./configure --with-shared --enable-widec
make
make install

次にnano。こちらはconfigure時に以下のコンパイルオプションを指定。

./configure --enable-all --enable-utf8
make
make install

はい完了。これで日本語表示できるようになった。

めでたし。