2014年12月1日月曜日

データで読み解く川崎のヨシト

初めての方もそうでない方も,こんばんわ,アンザイです。Twitterアカウントは @kanzmrsw です。
等々力に通って9年目(くらい),電光掲示板前2F席で(内に秘めた)熱狂を持ちつつ冷静に観戦するスタイルでフロンターレを見守っています。

さて,本エントリは川崎フロンターレ アドベントカレンダー 2014の1日目として寄稿するものです。

まず,アドベントカレンダーとはなんぞや? というところから始めましょう。ウィキペディアによると,
アドベントカレンダー(Advent calendar)は、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーである。アドベントの期間(イエス・キリストの降誕を待ち望む期間)に窓を毎日ひとつずつ開けていくカレンダーである。すべての窓を開け終わるとクリスマスを迎えたことになる。
但し毎年変化するアドベントの期間に関わらず、実際には12月1日から開始し24個の「窓」がある場合が多い。アドベントカレンダーは、窓を開くと写真やイラスト、詩や物語の一編、チョコレートなどのお菓子、小さなプレゼント等が入っていることが多い。宗教色の強いものもあれば、単に娯楽用のものもある。
ということらしいです。これを模して数年前から流行っているのがIT系アドベントカレンダーです。こちらについては,その筋では有名な安藤幸央さんのこの記事が参考になります。

このIT系アドベントカレンダーに倣って企画したのが川崎フロンターレ アドベントカレンダー 2014です。フロンターレ関連ネタという縛りで,12月1日から25日までの25日間,リレー形式でブログを書いていこうというものです。この記事を書いている時点で参加を表明してくれた @tokainafb さん,@MkFR8 さん,@airwings17_2002 さん,@Fever_729 さん,@kanch_twit さん,@miyamai89 さん,@lovefro さん,@MAKIGAME_KF さん,@wolfmasa さん,@Fsuppo_BBA さん,本当にありがとうございます!
楽しんで書いていきましょう。
また,これを見て,自分も書いてみたい!と思った方は,ぜひエントリーしてみてください。フロンターレに少しでも関わりがあれば大丈夫です。よろしくお願いします。

では,本題に入りましょう。
本日のテーマは,川崎に加入して2年,その圧倒的な存在感で等々力に君臨し,2年連続得点王も目前の,我らが“川崎のヨシト”です!

1000ゴール!

2014年3月28日J1リーグ第5節名古屋グランパス戦でフロンターレは通算1000ゴールを達成しました。このゴールを叩き込んだのがヨシト。持ってます。

6年振りのゴール!

W杯の前哨戦としてアメリカ合衆国タンパで行われた2014年6月6日のザンビア戦,土壇場で3-3と追いつかれるも,更に土壇場で相手を突き放すゴールを決め,2008年11月13日のキリンチャレンジカップ シリア戦以来2031日振りのゴールとなりました。

10年振りのハットトリック!

2014年9月23日J1リーグ第25節大宮アルディージャ戦,カルビーさまの看板を蹴って2試合の出場停止が明けて先発出場したヨシトは,前半から躍動。特にハットトリック達成となった3点目は,DFを引き連れながらもボディバランスを崩さず,GKの頭上を射抜く圧巻のゴールでした。このハットトリックは,セレッソ時代の2004年9月19日J1リーグ2ndステージ第5節ジェフ市原(現ジェフ千葉)戦以来3656日振りの,自身2度目のハットトリックとなりました。3656日振りのハットトリックは,間隔として最長記録です。

J1通算300試合出場達成!

2014年10月18日J1リーグ第28節ガンバ大阪戦にてヨシトはJ1通算300試合出場を達成しました。まだまだ現役で行けそうなので,350試合,400試合と積み重ねて行ってほしいですね。もちろんフロンターレで!

2年連続得点王!(の予定)

2013年は26ゴールの独走で自身初の得点王,2014年はここまで16ゴールで得点王レースのトップに立っています。まだまだ未知の存在だった2013年から打って変わって2014年,前年の実績から厳しいマークに晒されたり,W杯の疲れなどからチャンスが少なくなってはいますが,それでも得点王争いを演じるヨシトは本当にすごい。ちなみに2年連続得点王を取ったのは2009 - 2010の前田遼一(ジュビロ磐田),2010 - 2011のケネディ(名古屋グランパス)ですが,2年連続単独で得点王となったプレイヤーはいままで居ません。

最後に

等々力で毎試合観戦している熱心なサポーターの皆さん,今年のヨシトの活躍に物足りなさを感じませんでしたか? その辺りのもやもやっとした気持ちを,最後にデータで検証したいと思います。

2013年の得点の下の通りでした。
J1 26点
ナビスコ杯 4点
天皇杯 3点
合計33点

2014年はこんな感じ。
J1 16点
ナビスコ杯 2点
ACL 1点
合計19点

これを,ホーム,アウェーに分けてみるとどうでしょう。

2013年
J1 ホーム 19点(うち1点は国立) アウェー 7点
ナビスコ杯 ホーム 3点 アウェー 1点
天皇杯 ホーム 3点
合計 ホーム 25点 アウェー 8点
ホーム率 76%

2014年
J1 ホーム 8点 アウェー 8点
ナビスコ杯 ホーム2点
ACL ホーム 1点
合計 ホーム 11点 アウェー8点
ホーム率 58%

数字で表せばよく分かります。ホームでの得点が少ないんです。更に,ホームゲームに限って言えば,2013年は8度の決勝ゴールを決めたのに対し,2014年はわずか3度。今年は勝利に直結するゴールが少なかったですね。

まあそんなことを言っても得点王。フロンターレのエースはヨシトを置いて他にはありません。来年もばしばし得点を取って,ぜひフロンターレに初タイトルを! そして3年連続(まずは2年連続だけど)得点王目をよろしくお願いします!

以上,“データで読み解く川崎のヨシト”でした!

明日はやさしいイラストで大人気,「とかいなフットボール」の @tokainafb さんにバトンタッチです!

P.S. ヨシトはあと1点取ると,とある記念ゴールになります。YOSHI METERアプリでぐりぐり設定を変更して探してみてね。

2 件のコメント:

  1. ちょっと力んで書いてしまったブロガーは私ですが・・・。今後もこういう機会を大切にしていた出たらと存じます。SNSのスミワケも大事にしながらですね、使い勝手とか。

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  2. 2日連続ありがとうございました!
    2本とも長文の力作で嬉しかったです。しかもギャップがすごくてw
    アドベントカレンダー参加者打ち上げ的なものを某飲食店でやりたいですねー。

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